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【潮8月号の読みどころ】特別企画ほかオススメ記事

『潮』2023年8月号(7月5日発売)のオススメ記事を、読みどころとともにご紹介いたします。
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【特別企画】平和へのメルクマール
インド流「全方位外交」こそ日本が活きる道(P.42~)
渡邊啓貴(帝京大学教授)

●広島サミットに参加したインドに対し、G7諸国やウクライナは自陣営への支持を期待したが、インドは中立的な立場を崩さなかった。
●インドは多極世界観に基づいて外交を展開する。大国に追従するのではなく、全方位で多層的な交渉を貫くことで存在感を増している。
●日本は「アメリカ一極」という世界観を脱し、「親米自立」の姿勢をもつべき。それが外交の行動範囲を広げ、核廃絶にも繫がっていくはず。

貧困と紛争下のスーダンから伝える「医」のこころ(P.60~)
川原尚行(医師・NGO理事長)

◆川原氏は国際NGO「ロシナンテス」を立ち上げ、スーダンをはじめとした、病院・医療がない地域に暮らす人々へ医療を届ける活動をつづけている。
◆スーダンでの活動では、同国政府から懐疑の目を向けられて活動停止命令が出されたこともあった。しかし、政府高官と粘り強く対話して理解を獲得。以前につくった診療所や学校は停止期間中も稼働させることができた。
◆安全な水の確保や教育の整備、戦争防止なども広い意味での医療――「医」の領域に入ってくる。川原氏は「医」の観点から、フェアトレードの実現やアフリカ伝承薬を用いた創薬にも取り組んでいる。

「石井さんの人柄や人生の歩みを知って、興味が湧きました(笑)」(P.70~)
海原純子(心療内科医)&石井啓一(公明党幹事長/衆議院議員)

◆海原氏は対談に当たって「石井啓一ものがたり」という動画を視聴。現役のときの大学受験はすべて不合格だったこと、父親が病に倒れてアルバイトで家計を助けていたことなど、政治家のイメージとは違う人柄や歩んできた人生を知って、石井氏に改めて興味が湧いたと語る。
◆公明党は「弱者の救済から弱者を生み出さない社会へ」をカギに将来ビジョン策定を議論していると石井氏が言及すると、それに響き合うように海原氏はメンタルヘルスに関わる政策を提言した。
◆人口動態が否応なく変化していくなかで石井氏は「多様性のある社会に変えていかなければ、日本は成り立たない」と指摘。海原氏も同意し、それを政府が明言して制度化していく重要だと論じていた。

【シリーズ】シニアのための「生き生き」講座
老いの大冒険に挑む日本の高齢者よ、胸を張れ!(P.108~)
樋口恵子(評論家)

◆介護保険制度の成立に尽力し、評論家としても知られる樋口恵子氏。91歳を迎えた氏は「私たち世代がここまで生きてこられたのは、平和の賜物であり、贈り物だということをゆめゆめ忘れてはいけないだろう」と語る。
◆去年、樋口氏は玄関で倒れた際、隣に住む夫婦を頼ったという。その経験から「遠くの親戚より近くの他人で、何かあったときに駆け込める近所の人間関係」や「年寄りは転んでもしょげない図々しさ」が大事と主張。
◆未曽有の高齢化が進む日本について樋口氏は、「高齢化率世界一の国の国民として、世界に情報を提供する義務がある」「だから威張っていいんです」「胸を張っていきましょう!」と鬨(とき)の声をあげた。



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