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【潮1月号の読みどころ】特別企画ほかオススメ記事

『潮』2024年1月号(12月5日発売)のオススメ記事を、読みどころとともにご紹介いたします。
※『潮』1月号をご購入をご希望の方はコチラから。

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【巻頭対談】「『障害者アート』には社会を変える力がある」(P.32~)
平田オリザ(劇作家/演出家)&服部 正(甲南大学文学部教授)

◆今月号から『潮』の表紙がリニューアル!今後掲載していく障害者アートや障害者の創作活動について、国内外で高い評価を得ている平田オリザ氏と、障害者の創作活動について研究されている服部正氏にお話を伺った。
◆服部氏は「障害」について、個人の問題ではなく社会の側に障害があると捉えるべきだと指摘。さらに、私たちが純粋に「アート」と思っている世界は実はとても狭く偏っていると語る。何か表現することを広く考える上で、障害のある人の創作から学ぶことは多いという。
◆平田氏は本当のリーダーシップ教育とは、共同体のもっとも弱い人にどうやって居場所をつくるか考えてもらうことだと述べた。また、ユニバーサルデザインだけではなく、当たり前のように人々が障害のある方をサポートできることも大切だと語った。


【特集】認知症対策の最前線

「認知症治療薬『レカネマブ』はなぜすごいのか」(P.64~)
道川 誠(日本歯科大学新潟生命歯学部教授)
◆アルツハイマー型認知症のメカニズムや治療薬の仕組み、検査方法や予防法まで、研究の現在地を解説!認知症対策になる身近でできる実践方法とは⁉

「アルツハイマー病治療の未来」(P.72~)
下山 進(ノンフィクション作家)

◆2023年9月に製造・販売が承認されたアルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」。さらにその発展型の新薬「ドナネマブ」について、開発責任者へのインタビューを通して、今後の展望を解説する。

 

【ルポ】「悪い流れを乗り越えて守り抜いたシード権の重み――全日本大学駅伝ダイジェスト」(P.156~)
酒井政人(スポーツライター)

◆11月5日に開催された全日本大学駅伝。出雲駅伝準優勝に輝き、全日本でも注目校の一つに挙げられた創価大学。1区から好スタートを切ったが、2区で想定外の失速により順位を下げてしまう。
◆だが、ゲームチェンジャーが流れを変える!「山の神」を目指す5区の吉田響が、区間記録を塗り替える圧巻の走りで順位を押し上げた。最後までチームとして粘り抜き、2年連続のシード権を獲得!
◆今大会3位以上の大学と比べて大きなミスが目立ち、課題も見えた創価大学駅伝部。しかし、歴代最強の世代が卒業してからも、‶新たな〟選手が育っている。最後に、全日本を戦った選手たちが箱根への思いを語る!


【特集】雄大な文化と自然の理想郷・山形県

「新幹線を降りて吸う故郷の空気がとにかくおいしい!」(P.104~)
橋本マナミ(タレント・女優)
◆17歳で上京して奮闘する橋本さんを支えたのは山形から届く「母の味」。芸能界を目指した意外な理由とは⁉

「小さな殿様の連合政権――‶オール山形〟の魅力とは」(P.112~)
今村翔吾(歴史小説・時代小説家)
◆山形ゆかりの名将・直江兼続、名君・上杉鷹山の実像に迫る! さらに今村氏と山形の濃密な交流も必読。

「山形が秘める『多様性社会』へのポテンシャル」(P.120~)
池田弘乃(山形大学人文社会科学部教授)
◆男女共同参画や性の多様性など、山形で行われている先進的な取り組みの理由に迫る。

「山形県はほのぼのと温かい『日本の顔』」(P.126~)
ウド鈴木(漫才師)
◆米作りに励む父母の背中を見て育ったウド鈴木さん。思い出の「山形の味」を語り尽くす!