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【潮5月号の読みどころ】特別企画ほかオススメ記事

月刊「潮」2025年5月号(4月4日発売)のオススメ記事の読みどころをご紹介します。

 

【特別企画】歴史の転換点に立つ人類

ウクライナ停戦までの難題と日本の選択肢P.32~)

東野篤子(筑波大学教授)

●日本の外交努力には、地味であまり知られていないものの、重要なものが結構あります。(中略)外国を支援するくらいなら、もっと日本国内のために予算を使うべきだといった議論があります。しかし国際支援は、単なる施しや自己犠牲ではありません。支援によって作られた信頼関係は、回り回って日本を助けることにつながります。日本に共感してくれる国が増えれば、いざという時に、その国が日本を応援してくれます。結果的に、それが大きな国益につながります。ウクライナへの支援においても、そのような視点が大事です。(P.39

【特集】新時代を開く希望の天地・石川県

能登半島復興のために私たちができることP.80~)

野口 健(アルピニスト)

●石川県が即断でOKしてくれていれば、1カ月早くテント村を設置できたはずです。必要なテントはすでに用意できていたため、テントが1カ月眠ることになりました。被災地支援は時間との勝負です。行政の手続きのせいで支援の手が止まるようではいけません。これは能登半島地震の教訓です。南海トラフ巨大地震や首都直下地震、富士山大噴火など、今後いつどこで大災害が起きるかわかりません。発災の事態を想定し、テント村を設置するエリアを都道府県と自治体があらかじめ取り決めておくなど、平時からの防災・減災の準備が大切です。(P.84-85

★石川県特集では他にも、星稜高校の春夏通算25回にのぼる甲子園出場を導いてきた名将・山下智茂さんや、「ゲッツ!」でおなじみのお笑い芸人・ダンディ坂野さんも登場!

【特集】政治家の責務とは何か〈ヒューマンストーリー〉

政界にメスを入れる外科医の使命P.100~)

川村雄大(医師/公明党青年局次長)

●「コロナ禍は私が政治の力を実感する大きな出来事でした。私も一緒に最前線で診療に当たっていたある先輩医師が、ホテル療養の現場でのパルスオキシメーターの活用を思いつきました。その現場の小さな声を、公明党が拾い上げたのですが、驚いたのはその後、迅速なスピードで、医療現場に配備されたことです。現場の声をダイレクトに政治に届け、現場が切実に求めている政策を迅速に実行する。ネットワーク政党・公明党の実行力を実感しました」(川村)(P.106

 

【連載】高島礼子の歴史と美を訪ねて

55回 アンパンマンを誕生させた「のぶ」と「たかし」のしなやかな夫婦愛P.146~)

伊多波 碧(小説家)&高島礼子(俳優)

●「私は昔からやなせさんの詩集や絵本が好きで、よく読んでいたのですが、そこから感じ取ったのは、弱いもの、小さいものに対するあたたかい慈しみの視線でした。それはいま思えば、やなせさんの幼い頃の喪失体験が土台となって生まれたものなんでしょうね。世の中にはどうしようもない悲しい出来事、つらい別れがたくさんあって、小さな胸を痛めている子どもも多いはずだ。だからこそ、その子たちを優しく包み込む物語や詩が書きたい……そんな思いが、やなせさんの創作の根底にあったような気がするんです」(伊多波)(P.149