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どこいく?なにする?大人の遠足 <群馬>

草津や伊香保、四万や水上といった日本を代表する温泉地を有し、水資源や森林資源などの自然に恵まれており、古くから東国文化の中心地として栄えた群馬県。
こんにゃくや製糸は日本でトップクラスの出荷量を誇ります。
温泉や豊かな自然にふれ、しばし深く呼吸をしてみてください。

(『パンプキン』2024年6月号より転載 | 撮影=太田潤、箱崎慎一 | 取材・文=石井美佐、増沢京子)
※表示してある価格は税込みです。※各店舗の営業時間や定休日は変更になることがあります。事前にHPやSNSなどでご確認ください。

 

温泉に癒しを求めて

町の真ん中にある湯畑では、毎分約4000ℓの豊富な温泉が湧き出る名湯草津。日本を代表する温泉で心身がすみずみまで癒されます。

ゆっくりおこもりしたくなる宿
和える宿 高松

湯畑から5分。2020年に開業した全23室の和モダンな宿。3室ある露天風呂付きの客室は大人気で3~4か月前には予約を。1室には露天風呂が2つあり、ワンランク上の旅を堪能。大浴場、露天風呂、サウナ、岩盤浴とリフレッシュするためのすべてがここにある。

42度の源泉かけ流しと、36~38度のぬるめに設定されたお休み湯がある豪華な露天風呂付き客室

大浴場にも露天風呂と内風呂があり、宿で心行くまで温泉を堪能できる

 

Tel. 0279-88-3011
住所 吾妻郡草津町草津290-14
料金 1泊2食付き1万4280円~(1名あたり)
アクセス  草津温泉バスターミナルより徒歩約7分
h-aeruyado.com

 

ショッピングで過ごすひととき

豊かな水で醸した地酒や地産地消を目指した道の駅に並ぶ名産品など、自然が育んだ群馬ならではの品々。ここでしか手に入らない好みの一品を見つけるのは、旅の醍醐味のひとつです。

 

群馬を代表する酒蔵で地酒巡りの楽しみ
古新館

1886年創業。“自然美を表現するきれいな酒造り”をモットーに「水芭蕉」と「谷川岳」を醸す永井酒造の旧酒蔵を改装した直売所。「Mizubasho Artist Series」はスパークリング酒(食前)1460円・スティル酒(食中)1580円・デザート酒(食後)1220円のラインナップ。

珍しいデザート酒は、甘い日本酒という新しい発見!

明治時代に造られた館内の落ち着いた佇まいにほっと一息。日本酒のテイスティングも楽しめる(有料)

 

Tel. 0278-52-2313
住所 利根郡川場村門前713
営業時間 9:00~17:00
定休日 火
アクセス 「沼田IC」より車で約10分
nagai-sake.co.jp

 

群馬の味を楽しむ

野菜やフルーツ、小麦の生産が盛んな群馬には、地元産の食材を使ったおいしい料理がいっぱい。名物「ひもかわうどん」も見逃せません。こだわりの料理やスイーツでほっこりしましょう。

 

「うどん日本一決定選手権」で1位を獲得
花山うどん本店

創業130年の老舗。看板メニューの「鬼ひも川」(幅5㎝)は大正時代に2代目が考案したが、その後一度途絶え、2010年に5代目が試行錯誤の末復活させた。これが2013年に日本最大級のうどんフードフェス「うどん日本一決定選手権U-1グランプリ」で1位に輝き、その後3連覇を果たす。つやとコシの強さ、ツルッとしたのど越しが大人気。



たっぷりの上州麦豚と温玉がトッピングされた看板メニューの「鬼釜」(1200円)「分福茶釜」由来のたぬきの器もかわいい

Tel. 0276-74-7766
住所 館林市本町2-3-48
営業時間 11:00~15:00(※麺がなくなり次第終了となる場合あり)
定休日 日
アクセス 東武伊勢崎線「館林駅」より徒歩約1分
hanayamaudon.co.jp/honten/

 

商人の街として栄えた下仁田の面影を伝える
常盤館

繭やこんにゃくの取り次ぎで、下仁田を往来する商人の宿として112年の歴史を誇る大正レトロな常盤館。宿泊もでき、食事処として立ち寄ることもできる。群馬の名産である豚肉で作る下仁田かつ丼は、卵でとじずにしょうゆダレにくぐらせる。B級グルメとして人気を博している。


夢御前は1800円。ほかにこんにゃくを使ったコースや名産・下仁田ネギのすき焼きなどもある。下仁田は商人が多く往来し、出前文化が根付いている

大正時代のままのレトロな空気が漂う館内も魅力

 

Tel. 0274-82-2216
住所 甘楽郡下仁田町大字下仁田359-2
営業時間 11:30~14:00(L.O)
定休日 月(祝日の場合は翌火曜)
アクセス 上信電鉄「下仁田駅」より徒歩約2分
tokiwakan.jp

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