どこいく?なにする? 大人の遠足 <長野>
2024/08/22本州のほぼ中央に位置し、北アルプスをはじめ標高3000m級の山々が連なる“日本の屋根”を有する長野。
日本屈指の山岳・高原リゾートであり、独自の伝統文化を残す名城や宿場町など歴史スポットも点在。ご当地グルメもおいしい。
北陸新幹線の開通でさらに身近になった長野で、心も体もゆるり、ウェルネスな旅を。
(『パンプキン』2024年9月号より転載 | 撮影=太田 潤、亀山城次、本浪隆弘 | 取材・文=石黒昭弘、増沢京子)
※表示してある価格は税込みです。※各店舗の営業時間や定休日は変更になることがあります。事前にHPやSNSなどでご確認ください。
グルメを満喫
旅の楽しみといえば、何よりも「おいしいもの」。昼夜の寒暖差が大きい長野で生産された野菜や果物は、味わい濃厚で料理の味を引き立てる。大いなる自然に感謝して、いただきます!
霧ヶ峰の絶景を眺めながら極上のソフトクリームを
白樺高原牛乳 霧や茶房
常連客に「旅行の思い出の味を」と頼まれて作った「アフォガード」(600円)は甘さと苦みが絶妙
こだわりのソフトクリームを作り続けて30年。高速道路のサービスエリアなどに卸してきた店主がビーナスラインの絶景ポイントで立ち上げた、キッチンカーのカフェ。週末は200人も並ぶことも。「ソフトクリーム」(500円)や「アフォガード」が人気。
Tel. 090-3536-6951
住所 茅野市霧ヶ峰高原(インターネットで「霧や茶房」で検索)
営業時間 10:00~17:00(4月末から11月末まで営業)
定休日 雨の日
アクセス JR「上諏訪駅」より車で約30分
長野のジビエも楽しめるアットホームな居酒屋
縁起居酒屋 鶴亀
左から時計回りに「野沢菜とろろピザ」(520円)、「鹿肉ぎょうざ」(750
円)、「はちの子チーズ」(650円)、「野沢菜の天ぷら」(450円)
家族で切り盛りするアットホームな居酒屋。豊富なメニューの中、「野沢菜とろろピザ」など長野ならではの味わいを堪能したい。ジビエ料理の「鹿肉ぎょうざ」は、ヘム鉄豊富でヘルシーなおいしさ。長野の地酒も取りそろえ、地元の人から観光客まで幅広い人に愛されている。
Tel. 026-228-9003
住所 長野市鶴賀南千歳町1-7-9 錦町通りショップコア内
営業時間 17:00~22:00(L.O.21:00)(金・土~23:00(L.O.22:00))
定休日 日、ほか不定休あり
アクセス JR「長野駅」より徒歩約5分
kakushou.jp
長野お土産・お取り寄せ
長野には、おいしい食べ物、調味料、伝統的な日用品など、魅力的な品がいっぱい。旅の思い出としてはもちろん、大切な人へのお土産にもぴったり。
創業100年を超える老舗 復活した銘菓に注目
コモリ餅店


藤井聡太棋士の「おやつ」にも選ばれた「一万石」(180円)
Tel. 026-245-0528
住所 須坂市北横町1316-11
営業時間 9:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日 火・水
アクセス 長野電鉄「須坂駅」より徒歩約1分
お取り寄せはこちら komorimochiten.com
長野特産の発酵食品で免疫力アップ!
俵屋麹店
創業以来120年、日本古来の伝統製法で無添加の麹や味噌を造り続けてきた老舗。生タイプの麹を使っているので、麹菌が元気で発酵力が強く、甘みや旨みが豊か。一番人気はいろいろな料理に利用できる米麹で、味噌や甘酒も種類が豊富。

砂糖や甘味料を一切使わず、麹のみでやさしい甘さを引き出した甘酒
人気の米麹
Tel. 0263-82-2209
住所 安曇野市穂高456
営業時間 9:00~17:30
定休日 年始
アクセス 「安曇野IC」より車で約10分
お取り寄せはこちら tawaraya-koujiten.com
大切に長く使う 一生ものの器を探す
花野屋本店
江戸時代から6代続く、木の器と曲物の専門店。側板は木曾ヒノキ、蓋板と底板は木曾サワラと2種類の木を組み合わせて作る曲物(弁当箱)は、ご飯が傷みにくく冷めてもおいしいのが特長。修理もOKなので、お気に入りの逸品を探そう。
一度は使ってみたい素敵な器ばかり
使うほどに趣が増す「合わせ小判弁当」(中・180×120×55㎜、9300円)
Tel. 0264-34-3708
住所 塩尻市大字奈良井837-80-5
営業時間 10:00~16:00
定休日 不定休
アクセス 「塩尻」ICより車で約40分
お取り寄せはこちら hananoya.jp