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【潮7月号の読みどころ】特別企画ほかオススメ記事

月刊「潮」2025年7月号(6月5日発売)のオススメ記事の読みどころをご紹介します。

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【創刊65周年記念特別企画】「言論」の現在を語る
混迷の時代に際立つ月刊『潮』の現代的使命P.32~)
佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)

●マスメディアにおいてもネット上でも、創価学会に関する予断と偏見だらけの情報があふれています。多くの人々が創価学会に誤解を抱いている時代における言論戦が、摂受ではなく折伏戦になるのは必然です。その折伏戦において何よりも重要なことは、創価学会に対する予断や偏見を抱いている人を一人ずつ減らして味方を増やすことです。創価学会の外側にいる有識者の味方を増やし、創価学会の外側にいる読者を一人ずつ増やしていく。これが創刊65周年を迎えた『潮』が取り組むべき課題だと思います。(P.35

 

【特別インタビュー】
国民の生活を守る――そのために公明党は勝たねばならないP.86~)
斉藤鉄夫(公明党代表)

●過去に国政において公明党以外に自民党と連立を組んだ政党で分裂や解散をせず今も残っている政党はありません。なぜ四半世紀にわたって連立を組んできた公明党は、いまなお一定の勢力を保ち、屹立した存在として自民党と対峙できているのか。それは、創立者である池田大作先生が示してくださった確固たる立党精神や理念があるからだと私は考えています。同時に、今夏の参院選は、我が党が今後も立党精神や理念を堅持しながら政権与党としての役割を果たし続けることができるか否かの正念場だと感じています。だからこそ、なんとしても勝ち抜いていかなければならないと強く決意しています。(P.91

 

それでも核兵器廃絶を諦めてはいけない――池田平和提言に学ぶ智慧P.92~)
副島英樹(朝日新聞編集委員)

●ゴルバチョフは「ナロード(民衆)」という言葉を、池田会長も「民衆」という言葉を強調しています。私は無名の庶民の声こそが、核兵器を使用させない一番の歯止めになっていると考えています。政治家やメディアはもちろん、民衆の一人一人が核兵器廃絶を諦めないこと、そして核廃絶に向けて知恵を絞り、語り続けることが、核使用への最大の抵抗だと思います。(P.99

 

小説『潮音』刊行記念 特別インタビュー
歴史の水底に流れる"庶民の営み"P.100~)
宮本 輝(作家)

●人生の師匠とお会いした際に目が合った瞬間、「一生涯見ていてあげます。安心していなさい」と言われたんです。両親にも言われたことがない言葉だったので、深く心に残りました。ただ、人間はなかなか安心ができない。何か起きるとすぐ心配になる。そのたびに自分の小ささを実感します。その方の言葉を信じることができるかどうかは、僕の人間としてのテーマなんです。『潮音』を書いているときも心配がありました。連載中、肺がんの手術を受けたのですが、その言葉を思い出しましたね。そのときは、死ぬときは死ぬ。それがどうした。安心しろって言われたんだから安心していればいいと、自分に言い聞かせました。(P.104-105