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加藤周一が見た「言論出版問題」の本質 「丁丑公論私記」

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国内で吹き荒れる、マスコミによる学会攻撃、政党による学会・公明党への攻撃。

戦後日本を代表する国際的知識人・加藤周一は、はるかベルリンの地から問題の本質を見抜いていた――。


ワイド文庫「『民衆こそ王者』に学ぶ 迫害と人生」から一部を抜粋してご紹介します。

ベルリンから届いた論文


“言論問題の嵐”が吹き荒れた1970年(昭和45年)。一閃、矢のような論文が月刊誌「潮」編集部のもとに届いた。加藤周一が書いた「丁丑公論私記ていちゅうこうろんしき」である(「潮」1970年8月号に掲載。『加藤周一自選集4』岩波書店に収録)。 加藤は同論文で、各界から公明党に浴びせられた攻撃に対し、正面から反論した。論壇は驚き、「この一文が(言論問題の)論議の気流を変えるに至った」とも言われる。 ◇

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