【潮12月号の読みどころ】特別企画ほかオススメ記事
2023/11/04『潮』2023年12月号(11月4日発売)のオススメ記事を、読みどころとともにご紹介いたします。
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【特別企画】伝統と革新を愉しむ
【対談】「迷いに迷って最後に選ぶのは『好き嫌い』ですね(笑)」(P.32~)
羽生善治(棋士/日本将棋連盟会長)&芦沢 央(作家)
◆史上初の永世七冠であり本年より日本将棋連盟の会長に就任した羽生棋士。そして将棋を題材にした『神の悪手』を執筆した作家の芦沢央さん。お二人が語る棋士の世界とは⁉
◆『神の悪手』に収録されている短編で、奨励会や駒師を描いてきた芦沢さん。奨励会の厳しさと、デビューに12年かかり、小説家の世界で苦闘する自分を重ね合わせたという。そんな芦沢さんは詰将棋好き。詰将棋はミステリー小説に似ているのだとか。
◆将棋の世界は革新の連続。去年の「正解」が、今年は「間違い」になることは普通のことだという。羽生棋士は、過去の間違いを後悔しても仕方ないと語る。悩んだり迷ったとき、羽生棋士が最後に選ぶ基準とは?
【対談】「女性や子どもの声を日本の改革に繋げてきた公明党」(P.56~)
末冨 芳(教育学者/日本大学教授)&山本香苗(公明党参議院議員)
●2023年は「こども基本法」の施行や「こども家庭庁」の設置など、日本の子ども政策が大きく動き出した年。末冨氏は、公明党が昨年11月に発表した「子育て応援トータルプラン」における「こどもまんなか」、「男女平等」、「若者施策」の3点を特に評価した。
●さらに末冨氏は、公明党が声を上げられない当事者の声をすくい上げていることに注目。この点に関して山本氏は、公明党では党員が各地域の困っている人々を議員につなげるケースが多いことを紹介した。
●続けて末冨氏は、公明党が挑戦する政策は一時的に叩かれても、人々の生活実感が伴っているからこそ長く見れば当たり前になっていくと分析。山本氏は、単に当事者の声を聴くだけではなく、当事者とともに、子どもとともに行動する重要性を語った。
【特集】自然と文化が織りなす人材城・長野県
「長野の食と自然、そして人の優しさが私を育ててくれた」(P.66~)
杉崎美香(フリーアナウンサー)
◆長野県の食を、「自然と人間の共同作業による芸術作品」と表現する杉崎さん。自然豊かな長野の魅力とは⁉
「信州が生んだ『智将』真田父子の魅力に迫る」(P.74~)
今村翔吾(歴史小説・時代小説家)
◆真田昌幸は〝中小企業の星〟的存在!? なぜ家康に勝てたのか。なぜ父子は袂を分かったのか。真田氏の秘密に迫る!
「選手と関係者の努力で築き上げたスポーツ大国の系譜」(P.82~)
折山淑美(スポーツライター)
◆スピードスケートやノルディック複合などのウインタースポーツに加え、長距離王国となった背景には、長野の人々の地道な尽力があった。
「国内外から愛される軽井沢へ――星野リゾートの挑戦」(P.88~)
星野佳路(星野リゾート代表)
◆「世界で通用するホテル運営会社」を掲げる星野リゾート。アフターコロナの観光産業や地方活性化の戦略を語る。
【ルポ】「王者・駒澤に次ぐ創価大躍進の要因――出雲駅伝ダイジェスト」(P.96~)
酒井政人(スポーツライター)
◆10月9日に行われた第35回出雲駅伝。優勝争いは2年連続の駅伝3冠を目指す駒澤大学と、今年の箱根で王者を苦しめた中央大学の〝2強対決〟が有力視されていた。挑む創価大学の目標は「3位以上」であった。
◆創価大学は鬼門の1区で5位の好スタートを切ることができ、4区、5区において区間賞を獲得。攻めの継走で2位に浮上し、一時は首位の駒澤との差を39秒差にまで縮めるする力走を見せた。
◆優勝した駒澤には1分43秒差をつけられるものの、3位以下に1分以上の大差をつけて準優勝した創価大学。榎木監督の采配が光った。力を着実につけてきた選手たちが、さらなる飛躍を目指して箱根駅伝への思いを語る!
【民衆こそ王者――池田大作とその時代〈識者の声〉篇】
「いま学ぶべき池田先生の子育ての哲学」(P.148~)
アグネス・チャン(歌手/エッセイスト)
◆池田SGI(創価学会インタナショナル)会長と出会いを重ねてきたアグネスさん。本誌連載の「民衆こそ王者」を読む中で、池田SGI会長の子どもと向き合う姿勢や子育ての考え方が自身の経験と響き合う部分を多く感じたという。
◆「成長したい」という子どもに本来備わっている意欲や自ら生きぬく力をどう伸ばすか。AI全盛時代の今、アグネスさんは池田SGI会長のこうした「人間らしい人間」を育む教育哲学に注目する。
◆アグネスさんは、どんなに忙しいときでも、子どもが質問してきたならば子どもと向き合ってきたという。子育て・教育において、池田SGI会長のように子どもへ最大の礼を尽くしていくべきであるとアグネスさんは語った。