月刊「潮」2026年6月号(5月2日発売)のオススメ記事の読みどころをご紹介します。
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今月のオススメ記事
【特別企画】高市「一強」政治の、その先へ
〈スペシャル対談〉
自民党とは異なる選択肢をゼロから一緒に作っていこう!(P.32~)
泉 健太(衆議院議員)VS伊佐進一(衆議院議員)
泉 公明党は党員の数が非常に多く、各自治体には3000人近い地方議員がいますよね。それに裏付けられた強固なネットワークが強みです。一方、立憲民主党の党員は公明党ほど多くはありませんが、党員ではない無党派層から幅広い支持を得ているのが強みです。そうしたお互いの強みが組み合わさったとき、それは日本政治の閉塞感を開く大きな力となるはずです。そしてそのために必要なのは相互理解です。それぞれの特性を活かしながらともに中道という政党を大きく育てていきましょう。(P.39)
【特別企画】高市「一強」政治の、その先へ
再起に向けて求められるのは「決断力」と「発信力」だ(P.48~)
西田亮介(社会学者/日本大学危機管理学部教授)
日本はマスメディア、ネットともに野党批判の風潮が強い社会です。野党は圧倒的な発信力を身につけなければ、発言をいいように切り抜かれてしまいます。特に公明党の議員の皆さんは横並びに発信されることが多く、自分のカラーを打ち出すことが苦手な印象を私はもっています。はっきりと物事を決め、直接国民に訴えかける──そうした「決断力」と「発信力」を高めることが、中道再起に向けて求められているのではないでしょうか。(P.55)
「トランプ」を生んだ建国の歴史とプロテスタントの精神(P.96~)
森本あんり(国際基督教大学名誉教授)
アメリカの歴史を踏まえると、トランプ大統領の誕生が決して特異な現象ではないことが分かります。トランプ大統領は、「クリントン・ダイナスティ(王朝)」と呼ばれる、クリントンやヒラリーなど知的エリートによる政治勢力への反発から生まれたと言えます。トランプ氏は従来の政治家とは異なる「素人」だからこそ、新しい風を吹かせてくれるだろうと国民が期待したのです。日本人の多くは、なぜトランプ氏のような人をアメリカ国民が選んだのか不思議に思ったことでしょう。ところがアメリカの反知性主義の歴史から考えれば、トランプ大統領の登場はむしろ、エスタブリッシュメント化した権威に反発するアメリカ的精神の自然な発露であるとも言えます。(P.100)
【対談】"薄氷"に生きる日本人へ──「破綻」を直視する勇気を(上)(P.104~)
真山 仁(小説家)VS斎藤幸平(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
斎藤 現代社会で一番危険だと思うのは、私たちの命が資本主義に握られていることです。本来ならこれからの時代、限られた資源を私たちが生きるうえで最も重要なところから、計画的に使っていく必要があります。でも資本主義社会では、お金を持っている人が、フェラーリやプライベートジェットに乗って、原油を浪費しています。(中略)
真山 儲かるもの、つまり欲望には上限がありません。一度、億万長者になった人は、その暮らしを捨てられない。しかも今はお金が電子化し、グローバルに流通するなかで、実態が誰にも見えなくなっています。そんなバーチャルな欲望が暴走している資本主義が、やがて破綻するのは必然です。(P.109)
今月の「民衆こそ王者」
今月の「民衆こそ王者――池田大作とその時代」は「火宅を出ずる道」篇(8)です。
◎記事のポイント
戸田城聖第二代会長の「原水爆禁止宣言」を知り、自らの体験を語り始めた被爆者がいました。また、池田大作第三代会長の御書講義を聞いて、未来に生きようと心を定めた被爆二世の少女がいました。長崎を舞台に紡がれた「核兵器による人類の壊滅を防ぐ」ために行動する人々の物語をひもといていきます。
記事の中から、印象的な部分を一部抜粋してご紹介します。
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