月刊「潮」2026年7月号(6月5日発売)のオススメ記事の読みどころをご紹介します。
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今月のオススメ記事
【特別企画】政治は私たちの未来を守れるか
右派ポピュリズムに抗い、中道が国民政党になる道(P.32~)
山口二郎(法政大学法学部教授)
「社会的分断を克服し、格差を是正し、経済的な生活基盤を整える」「環境問題に取り組み、経済社会の持続可能性を維持していく」「宗教や人種の分断を煽らず、異なる他者との平和共存を進める」
責任ある政治家が取り組むべき課題は、このようにはっきりしている。これらの課題に立ち向かうためのアプローチが、極端に右や左にブレるわけがない。21世紀の半ばという近未来を見据え、今こそ日本政治が「中道」という考え方に軸足を据えるべきだ。奇をてらった目先の人気取りに走らない。日本と世界が直面している具体的な問題から逃げず、真正面から取り組む。ポピュリズムに走って民主主義を破壊する高市自民党に抗い、日本政治はデモクラシーの王道たる中道に立ち返るべきだ。(P.37)
【特集】英雄たちのプレリュード
井上尚弥VS中谷潤人観戦記(上)(P.72~)
天野純希(作家)
井上自身も戦前のインタビューで、「中谷との相性は最悪」と語っている。とはいえ識者の大半は、多くの面で井上が中谷を上回っていると判断し、中盤以降の井上のKO勝ち、もしくは判定で井上勝利という予想が多数を占めていた。(中略) 試合当日までに、中谷がどれほどレベルアップできるのか。井上は「相性が最悪」の相手をどう攻略するのか。戦いはすでに、始まっている。(P.80)
【シリーズ】シニアのための生き生き講座
【対談】シニアになったら、やりたいことだらけ。 時間がいくらあっても足りません(笑)(P.110~)
宮崎伸治(翻訳家/作家)VS寺田理恵子(フリーアナウンサー/心とからだ磨きの朗読教室主宰)
寺田 私がリタイア世代の方にとくにおすすめするのがブログです。実は私は専業主婦時代から、ずっとブログを書き続けているんです。(中略)もともとは自分の記録用に書き始めました。ただその日あった楽しかったことを書こうと決めています。そうすると得意じゃない料理も、写真映えする盛り付けにしようと楽しくなってきます。ブログを書くようになると、今まで何気なく通り過ぎていた風景に、注意が向くようになります。何気ない日常のなかに、楽しみが見つかるようになる。そんな小さな喜びの積み重ねこそが、幸せな人生なんだと思います。(P.116)
【人間探訪】市毛良枝
「楽しむ天才」だった母の遺伝子を私の中にも見つけていきたい(P.118~)
荒川龍(ルポライター)
市毛母娘にとって、長い介護生活はけっして悪い思い出だけではない。100歳で逝った母親が、市毛いわく「人生を楽しむ天才」だったからだ。最近も当時の病院スタッフたちと再会するや否や、ある看護師に「お母さんって本当に性格悪かったですよねぇ」と言われて苦笑させられたという。思い当たる節は市毛にもあった。ニキビ面の男性職員の顔を自ら触っては「汚い」と言ったり、病棟の担当者を手招きしておきながら「呼んだだけ」と言い放ったりする母親だったからだ。(中略)前出の看護師は続けた。「でもね、院内の職員みんながお母さんのことを大好きでした」(P.120)
今月の「民衆こそ王者」
今月の「民衆こそ王者──池田大作とその時代」は「火宅を出ずる道」篇(9)です。
◎記事のポイント
池田大作第三代会長が核兵器廃絶と平和教育のために創った「場」。その一つの象徴が沖縄研修道場です。かつて中距離核ミサイルの発射基地であった場所を、池田は誰でも見学できる「平和の発信地」へと変えました。そしてここには、戦争の体験者が描いた「沖縄戦の絵」が展示されています。核兵器と地上戦の痕跡が残る沖縄で、平和を求めた人々の軌跡をたどりました。
今回紹介している「沖縄戦の絵」を展示する、創価学会主催の「No More War! いくさやならんどー 沖縄からのメッセージ」展が2026年6月13日、東京・新宿区の創価文化センターで開幕します。
記事の中から、印象的な部分を一部抜粋してご紹介します。
(以下、会員限定の内容となります)
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